■男体山(標高2,484m) 2005年11月13日

男体山(なんたいさん)は日光国立公園内、栃木県日光市にある山。標高2484.5m。

日光市街地からいろは坂を登った、中禅寺湖の北岸に位置する。古くから山岳信仰の対象として知られ、山頂には日光二荒山神社の奥宮がある。

中禅寺湖は男体山の噴火により川が堰き止められてできた湖で、流出口に当たる華厳滝は日本三大瀑布として知られている。

初登頂
男体山の初登頂は782(天応2)年に僧勝道によって成し遂げられた。この登山については僧空海の記した『性霊集』に詳細が述べられている。この時期の初登頂記録としては最も実証性があるものといわれる。

勝道は、「われもし山頂にいたらざれば、菩提にいたらず」、つまり山頂に達することが自分の悟りを開くと考え、前人未到の男体山への登頂を志した。また、釈迦が雪山で苦行をしたという前例から、あえて残雪期の登山を選んだ。勝道の登頂初挑戦は767(神護景雲1)年4月上旬であったが、嵐にあって撤退を余儀なくされた。2回目は781(天応1)年4月上旬、またしても悪天候により失敗した。そして翌年782(天応2)年3月、48歳の勝道は今回こそはと意を決し、中禅寺湖畔で経を読むこと7日間、頂上へ踏み出した。湖畔から山頂まで1200mの急坂、木々を掻き分け、残雪を踏み、途中2泊の野営を重ね、ついにその宿願を果たした。

その他
かつてこの山の標高は2484mと言われていたが、再度調査した結果、2486mであるとされるようになった。男体山は栃木県民の歌にも登場する、栃木県を代表する山であり、県民は男体山の標高を栃木県の西の端にあることから、標高を2484(にしっぱし)と呼んで覚えていた。



【公共交通機関へのリンク】

東武鉄道

東武バス


【ライブカメラへのリンク】
今日の戦場ケ原


∵コースマップ(標高差1,209m)∵
※画像クリックで鮮明なコースが表示されます※
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東武鉄道 → 東武バス → 
二荒山神社中宮祠AM9:00発 → [男体山]PM0:20 → 二荒山神社中宮祠PM3:40着 
→ 東武バス → 東武鉄道


 

東武日光駅
東京から男体山に登山する場合、先ずは、日光に入らなければなりません。
公共交通機関を利用する場合のルートには、2通りあります。1つ目はJRの日光駅に向かうルート、2つ目が東武鉄道の日光駅に向かうルートです。

筆者は、自宅の位置の関係から都合の良い東武鉄道を利用しました。

朝、一番の日光へ向かう電車に乗車して、日光には7時半頃到着しました。

ちなみに、特急のスペーシアにあえて乗車しなくても、快速を使うと、普通料金で特急とほぼ同じ駅にしか停車しないのでお得です。シーズンオフであればもちろん始発ですから座れるでしょう。
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東武日光駅の目の前には、バス停があります。バスは東武バスです。
中禅寺湖行きとか湯元行きとかありますが、終点の湯元行きであれば、中禅寺湖を経由しますから乗車して構いません。電車から降車して、待つこと10分ほどでバスが到着しました。基本的に乗り継ぎを電車にあわせている模様です。
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中禅寺湖畔の町に到着しました。この風景は、華厳の滝の駐車場付近から見た男体山です。ほんの少し降雪しているのが分かります。
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東武バスの二荒山神社中宮祠バス停です。この道路の真向かい側に日光から来た際に下車するバス停があります。
写真は、乗車するバス停と、男体山の登山口となる二荒山神社中宮祠の様子です。
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二荒山神社は、日光市内にもあり、いろは坂を登って到着するここ中禅寺湖半の境内は、二荒山神社の中宮祠であり、さらに、男体山の頂上には、二荒山神社の奥宮がありますので、男体山にも登って本当の参拝が完結するものだと思われます。ちなみに、男体山は、昔(明治5年頃まで)は女人参拝禁制の山だったのです。




下車して階段をほんの少し登ると境内への入り口がありますので境内に入ります。
二荒山神社は、古くより、霊峰二荒山(ふたらさん・男体山)⇒標高2,486㍍を神の鎮まり給う御山として尊崇したことから、御山を御神体山と仰ぐ神社で、日光の氏神様です。
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境内は、日光国立公園の中枢をなす、日光連山をはじめとて、御神域は、3,400㌶におよぶ広大な境内地です。



境内を奥に進むと登拝道への入り口があります。
実は、私は行った時期には、閉山されていて正式には登山出来ません。
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登山出来るのは、5月5日の開山祭から10月25日の閉山祭までの期間になります。
正式な登山(登拝)期間には、登拝料500円を支払って登ることになります。

 


閉ざされた登拝門の横を迂回すると、登拝門の後ろに続く登拝道に出ることが出来ます。
境内には、「閉山中の登拝は固く禁ずる」という看板があったので一瞬ひるみそうになりました。
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しかし、日光の○○協会に電話しても横を迂回すると登山道に入ることは出来ると聞いていましたし、自分の前にも迂回している人がいたので、自分も前の人の後ろをついて迂回しました。神社の人も、この時いらっしゃいましたが、見逃して頂けましたので、閉山中の登山は暗黙の了解のようです。
しかし、自分の目的は、あくまで登山であって、登山の格好をしていない人が登拝を目的に迂回すると注意されると思いますし、きっと神様のバチがあたることでしょう。



一合目に一合目の登拝所がありました。登拝道は階段なのですが、百段ほど階段を登った場所にあります。
ここはおそらく、歳を召され山頂まで行くことの出来ない方でも男体山に登ってお参りをしたという事の為に設置されているようです。
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結構、傾斜のある坂をひたすら登ります。このあたりは、登山道としては非常に道が良く登り易いので、逆に登りの途中に一切インターバールを取れないので汗が吹き出てきます。
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傾斜のある坂をひたすら登ると三合目に到着です。
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三合目から四合目までは、このような舗装された工事車両専用の道路を歩きます。
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道路を歩くと、四合目に到着し、そこに登山道入口があります。
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五合目までくると、振り返ると眼下に中禅寺湖が見えるようになります。
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六合目
このあたりからかなりのガレ場が続きます。
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七合目の鳥居
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八合目
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八合目を少し登ると古びた誰も賽銭してなさそうな賽銭箱がありました。山頂までのスタミナがない人用なのか良く分かりません。
自分は、あくまで登山目的なので賽銭は慎みました。
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九合目
もうひと踏ん張り!! 八合目を出発し、九合目とのほぼ中間点と思われるあたりから、やっと長かったガレ場から開放されます。
この場所は雪で赤い火山岩が見えてはいませんが、九合目から登ること少しで、赤い火山岩の地を登ることになります。
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九合目から十合目へ
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男体山にも、山頂には、15cmほど降雪がありました。
日光白根山(2,578m)が綺麗でした。日光白根山をバックに記念撮影です。
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御神像 二荒山大神です。
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男体山には、山の名前を説明する全方位図があります。
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日光二荒山神社太郎山神社が、山頂をほんの少し日光白根山側に下ったところにあります。
太郎山(2,368m)が男体山の隣にあるので祀っているのだと理解しました。
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天へ突き刺す鉄剣があるところが一番の山頂です。
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男体山という木の板がおいてありました。ただ置いてあるだけなので台風が来たら間違いなく飛ばされる事もあると思いました。
もう少ししっかりとした看板とか立てれば良いのにと、かなり残念な気がしました。
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鉄剣の前で記念撮影
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山頂からの中禅寺湖です。
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左に日光白根山(2,578m)、そこから右にかけて尾瀬の至仏山(2,228m)や燧ヶ岳(2,356m)が見えているのですが、この日は雲はなかったものの空気が濁っていて、すいません写真だと認識出来ないですね!
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太郎山(2,368m)です。
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写真真ん中あたりが日光市、左奥あたりが今市市です。
いろは坂を登っているバイクか車の音が、山にこだまして、時折、山頂まで聞こえてきたのは、何か現実的で非常に残念でした。
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一年中簡単に登山出来る環境にある山は、やはり地上から近い山という事であって仕方ないですね!



日光白根山(2,578m)のアップです。
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男体山(標高2,484m) 2005年11月13日 完



この記事へのコメント

おかだ
2011年11月02日 17:26
はじめまして。
日帰り登山プランで検索し、こちらにたどり着きました、、、
公共機関での行き方を軸にまとめてくださって
本当に参考になります!

取り急ぎ御礼を・・・
今後とも覗かせていただきます!